こんにちは。
鎌倉で小さな社会保険労務士事務所を営んでいる北村です。
つい先日のことですが、池袋西口のフクロウカフェ『あうるぱーく』のオーナー、小林照明様のご厚意で、立教通り商店街振興組合主催のもちつき大会に参加させていただきました。
今回のアイキャッチ画像はもちつき大会の様子をカメラで撮ったものです。
商店街の繋がり、地域の繋がりはよいものですね。
そして、お餅の美味しいこと!!
美味しいものを食べることは幸福なことですね。
社会保険労務士である妻と義母の支えで独立開業10年
2026年1月、私は社会保険労務士として独立して10年を迎えます。
開業以来10年間、一人事務所としてやってきましたが、妻と義母も社会保険労務士なので、本当の意味での一人事務所ではないと思っています。
二人は常に私を支えてくれます。
なんと自分は幸運で恵まれた人間なのだろうと思います。
ちなみに義母は75歳(!!)ですが、現役の社会保険労務士として顧問先を抱え、さらに金融機関や年金事務所などで年金相談も行っています。
その持続する意志、胆力、知識、経験は尊敬に値します。
私なんて小童ですね。
自分が75歳になったときに同じように働けるかな・・・!?
成功の定義は自分で決める
独立開業する前は「独立したって、うまくいくはずない」と冷ややかな言葉を浴びせられることがありました。
これは社会保険労務士に限らず、新しいことを始める人間誰しもが経験することだと思います。
このような冷ややかな言葉を相手にする必要は全くありません。
大切なのは「うまくいく」とはどういうことなのか、自分にとっての「成功」とは何なのかをしっかり定義することだと思っています。
私は成功の基準を年収にはしませんでした。
金銭にはキリがありませんし、お金が欲しいなら社会保険労務士以外によい仕事が世の中にはたくさんあります。
私は独立開業にあたって次の3つの事項を守ることを自分の成功であると定義しました。
(1)邪悪なことをしない
(2)地位や名誉を追わない
(3)1人できる範囲に仕事量を抑える
邪悪なことをしない
まずは(1)の「邪悪なことをしない」ですが、これはGoggleのミッションステートメントをそのまま取り入れました。
倫理的に問題のあること、不正行為や違法行為に加担しないということに留まらず、誠実なビジネスを行うということです。
倫理的に正しいことをしているという実感が強靭な意志の力を生むと私は考えています。
後ろめたい気持ちが少しでもあれば意志の力は弱まります。
だから、後ろめたい気持ちを生むこと、倫理的に問題があると思われることは、いくらお金を積まれてもやらない。
武士は食わねど高楊枝ということですね。
地位や名誉を追わない
次に(2)の「地位や名誉を追わない」についてお伝えします。
社会保険労務士の中には、社会保険労務士会の支部長や政治連盟の支部長になりたい方がいます。
こうした肩書があれば他者から一目置かれるかもしれませんし、営業にも役立つかもしれません。
しかし、私はこうした地位や名誉、そして、それらからもたらされる権力を一切追わないことを自分に課しました。
地位や名誉は私の人間性や社会保険労務士としての能力に関係はないし、地位や名誉を追うことは私には向いていないからです。
向かないことはしない方がよい。
地位や名誉を追う時間があれば、自分の顧客に対するサービスや自分の人生を豊かにすることに時間を費やしたほうがよいと信じています。
とはいえ、現実は地位も名誉も無い人々から犠牲になる!?
ただ、私のこのような考えは義父からは「甘い!!」と言われました。
義父は続けてこう言いました。
「地位があるということは、何か大きな失敗をしたときや危機が訪れたときに、優先的に守ってもらえるということだ。だから地位を追うべきだ」
組織の中で何十年も生き抜いてきた義父の冷徹な物の見方であり、これは紛れもない事実だと思います。
歴史を振り返ってみても、危機の際は、いつも弱い者、地位や肩書のない人から犠牲になります。
地位の高い者が真っ先に倒れたという例を私は知りません。
それにしても、血の繋がってない私にここまで言ってくれるとは、義父はなんと懐の深い人なのだろうと思います。
ただ、やはり私には地位や名誉を追うことは向いていません。
自分に向いていないことをするのは苦痛なので、義父からの愛情だけを感謝をもっていただき、地位や名誉を追わないというルールは変更しないことにしました。
1人できる範囲に仕事量を抑える
最後に(3)の「1人でできる範囲に仕事量を抑える」についてお伝えします。
これは「他人を雇わない」と言い換えることができます。
独立開業までの私の職業生活を振り返ってみると、上司や同僚には恵まれせんでした。
足を引っ張るのはいつだって上司や同僚などの内部の人間であり、励まし助けてくれるのはいつだってお客様や関係者の方など、外部の人々でした。
だから、私は1人事務所として処理できる以上の業務を請け負わないことを自分のルールとしました。
1人事務所は意思決定も方針転換も自在に素早くできるので、ビジネスを行ううえで大きな強みになっていると思います。
また、私の妻と義母も社会保険労務士であることを大きな強みです。
2人が常に私を支えてくれるので、私の事務所は本当の意味での1人事務所とは言えないかもしれません。
妻と義母のおかげで、困難な業務にもたじろがずに挑戦することができます。
次の10年も同じように歩んでいきたい
この10年は、支えてくれる家族と顧客に恵まれた幸運の時間でした。
次の10年も、邪悪なことをせず、地位や名誉を追わず、一人でできる範囲を守りながら、誠実に歩んでいきたいと思います。
この記事を読んでくださった皆さんも、自分なりの『成功』を見つけて歩んでいただけたら嬉しいです。
それではまた!!

